吉開菜央

Artist
作家情報

吉開 菜央(よしがい なお)

1987年山口県生まれ。映画作家・振付家・ダンサー。日本女子体育大学舞踊学専攻卒業、東京藝術大学大学院映像研究科修了。自らの身体感覚、情動に向き合いながら様々な映像、映画制作を行う。 2015年『ほったまるびより』により文化庁メディア芸術祭エンターテイメント部門新人賞、『Grand Bouquet』によりカンヌ国際映画祭監督週間2019正式招待。https://naoyoshigai.com

上映情報

吉開菜央、仲本拡史「ナイト・シュノーケリング」
(ドキュメンタリー/13分)

吉開菜央と仲本拡史の共同監督作品。貴重な自然の残る三浦半島の海岸を舞台に、自然とカメラの関係を考えながら撮影を行った。生命も、カメラも、光なしには生まれなかった。カメラを持った二人は夜の海で、様々な生き物と出会う。プランクトン、クラゲ、小魚などの生き物が、夜には活気付き、輝き出す。生命の放つ光によって、空と海、自己と他者、カメラと生命など、あらゆる境界がなくなり、溶け合っていく。

作家情報:仲本拡史

12月4日(土) 18:15-20:00
・上映プログラム①:エクスペリメンタル・ショート
12月5日(土) 18:15-20:00
・上映プログラム②
にて上映

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©2020 吉開菜央 photo by Naoki Ishikawa

「Shari」
(2021年/ビスタ/5.1ch/カラー/日本/63分)

羊飼いのパン屋、鹿を狩る夫婦、海のゴミを拾う漁師、秘宝館の主人、家の庭に住むモモンガを観察する人。彼らが住むのは、日本最北の世界自然遺産、知床。希少な野生動物が人間と共存している稀有な土地として知られ、冬にはオホーツク海沿岸に流氷がやってくる。だが、2020年、この冬は雪が全然降らない。流氷も、なかなか来ない。地元の人に言わせれば、「異常な事態」が起きている。 そんな異変続きの斜里町に、今冬、突如現れた「赤いやつ」。そいつは、どくどくと脈打つ血の塊のような空気と気配を身にまとい、いのちみなぎる子どもの相撲大会に飛び込む!「あらゆる相撲をこころみよう!」これは、自然・獣・人間がせめぎあって暮らす斜里での、摩訶不思議なほんとのはなし。

2021年/ビスタ/5.1ch/カラー/日本/63分
監督・出演:吉開菜央/撮影:石川直樹
出演:斜里町の人々、海、山、氷、赤いやつ
助監督:渡辺直樹/音楽:松本一哉/音響:北田雅也/アニメーション:幸洋子
配給・宣伝:ミラクルヴォイス
公式サイト:www.shari-movie.com
<10月23 日(土)ユーロスペース、アップリンク吉祥寺他全国順次公開!>

12月5日(土) 18:15-20:00 上映プログラム②にて上映
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